「焼肉大好き!」の裏には

「お肉大好き!」の裏には 食育
「お肉大好き!」の裏には

小学校1年生の娘は焼肉が好きです。

中でも「タン」「レバー」が大好きで、焼肉屋さんに行ってもこの2種類をお代わりして食べるほど好きみたい。

小学校1年生でその部位が好きって珍しいよね、と周りからよく言われ、

本人も牛肉の「部位」に対し興味を持ったようです。

そこで図書館で焼肉に関する本を検索して、自分が好きなお肉の部位の場所を調べることにしました。

いまや、お金さえあれば自分の好きなものを食べられる時代。

当たり前のように、自分が好んで食べているものが、

果たして動物のどの部分なのか、

そのお肉はどうやって手に入れられ、口にできているのか、を考えることは少ないと思います。

娘と一緒に「やきにく」と図書館内に設置してある”蔵書検索”をしてみました。

10件ほどヒットし、娘が選んだのはこれでした。

自分が好きで注文して食べている肉は、牛や豚のどの部分なのか。

まずこの認識だけでもいいと思いました。

自分が食べているものへの興味を抱き、それを調べてみる自発的な行動も、育てていきたいところです。

私も検索結果で気になる図書がありました。

それがこれです。

「焼肉を食べる前に。」

焼肉を食べる前に。

YA(ヤングアダルト)本でした。

そこには知らなかった世界が書かれているようでした。

当たり前にスーパーで購入し、毎日料理に使っている”お肉”が、どのようにして私の手元に来ているのか。

現実を目の当たりにしたら、きっとお肉は食べられなくなるかな?

そんな不安もなかったと言えば噓になりますが、親になった今、娘にもきちんと伝えたい気持ちが後押しして、私はこの本を借りました。

小さい頃の記憶、ヤギを食べていた時のことを思い出しました。

そういう環境もあったからか、この本を読んでも気持ち悪いとか、そういう思いはなかったです。

むしろ、働いている方と動物に対しての感謝がありました。

勇気を出して読んで良かったです。

タイミングをみて、お肉はどのようにしてお店に並び、自分たちが手にするのかを娘にも話そうと思います。

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