沖縄出身の私が、静岡おでんを作ってみた話

沖縄出身の私が、静岡おでんを作ってみた話 シンプル料理
沖縄出身の私が、静岡おでんを作ってみた話

静岡に嫁いで、初めて食べて感動したのが「静岡おでん」でした。
沖縄の人はおでんをあまり食べないのです。
(大学進学で東京に行ったら、コンビニでおでんを買って食べたい、というささやかな夢があったほど。)

夫の実家で食べさせてくれた、静岡おでんのおいしさに感動。
あの黒いスープだけ飲んでもおいしいし、
おでんにかける”だし粉”も、
甘い味噌だれも、
すべておいしく、白いご飯にも良く合うお味で、ご飯もおかわりしたのを覚えています。

何度か夫の実家でごちそうになり、「私も静岡おでんを作れるようになりたい」と思うようになりました。
静岡おでんは、私が求めていた家庭料理になる!って。

お義母さんに、この出汁なんですか?と聞くと、
「牛すじとしょうゆだよ」って。
えーーーー!!!!こんだけ!?これだけでこんなに奥深い味わいなの??って料理の奥深さを感じました(これが感動ってことか)



クックパッド先生やネットで調べ、あるレシピを参考に、初めて牛すじも買って作ってみました。(牛すじって買うのに勇気がいりません?)

静岡おでん、だし粉と甘めの味噌が最高

「静岡おでん」に絶対必要なものは牛すじ。
あとは、家族の好きなものを入れて煮込むだけ。

私のおススメは、

  • 大根
  • じゃがいも(メークインがいい)
  • 餅巾着
  • 黒はんぺん
  • こんにゃく

作る時の気分によって、ちくわぶを入れたり、厚揚げを入れたりします。

だしのために牛すじは必須だけど、もちろん主役級の具になります。
煮込むからとろとろ柔らかく、もうとにかくおいしいんです!!!

基本的にお鍋で材料を煮込むだけなので、すんごく簡単で楽ですが、下準備はやっぱり時間は必要ですね。

大根は面取りしたり、餅巾着は油揚げを油抜きして、中に餅を入れたり、
卵は茹でて殻を剥いておいて、牛すじは一番はじめに下ゆでから。

立ちっぱなしでちょっと大変だけど、お休みの日に娘と一緒にやったり、一人でワイン飲みながら、とか時間が気にならないときにできると、それもまた楽しめます。

ワインは飲む用

食べ物に感動して、自分で作れるようになりたい、と実際作ってみたのはこの静岡おでんが初めてでした。


思っていた以上に簡単で、家族からもリクエストが出るくらい、そして自分でも驚くほど上手に作れたと思います!

たくさん作って、おでんは家のが一番!って言ってくれるくらいの静岡おでんを作り上げたいですね。

静岡おでんとビールは最高!!

ちなみに、あんなに憧れていた東京に行ってコンビニでおでんを買って食べる件、関東風の出汁はちょっと物足りなくて、がっかりしました(笑)
そんな過去もあって、静岡おでんのおいしさにはよけい感動したのかもしれません。

静岡市に来た際には、ぜひとも「静岡おでん」を食べてみてください。
お店もいっぱいあります。
でもやっぱ夫のお義母さんが作る「静岡おでん」と、自分で作るそれがおいしいなぁ。

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