パパの料理はいいことだらけ

パパの料理 パパの料理

「今夜は豚丼だよ」
16時過ぎ、まだ会社にいる時に夫からLINEが来た。
助かる!!そして豚丼!おいしそう!

子育て中のワーキングママが大変なことって、

仕事から帰宅後、何よりもまず先に夕飯準備にとりかからないといけないことですよね。
疲れて帰ってきても座ることなく、すぐキッチンへ。
なぜか。
子どもをなるべく早めに寝かせたいから。

そのためには、早く夕飯を食べさせ、お風呂に入れ、
小学生低学年ならば宿題や明日の準備を一緒にするし、その確認もしなければなりません。
会社から帰宅した後は時間との勝負なのです。

なので、帰宅が1時間遅れるとその分すべて遅れます。
やむを得ず残業になる場合は、夫と連絡を取りあい、児童クラブへのお迎え、夕飯はどうするか、等のやり取りをしなければいけません。
(そもそも旦那さんが全く対応できないワーママさんは、一体どうやってやりくりしていらっしゃるのでしょう・・・)

私の場合、幸いなことに夫が自営業で、私よりも早く帰宅します。
娘が保育園の頃から、お迎えは夫が対応できたので、私は育休明けすぐフルタイムに戻ることができました。

さらに嬉しいことに、夫は私よりも料理脳が動いています。
自分の食べたい味にするには、どの調味料を使えばいいか、
そしてその量も感覚でわかるようです。(私はそれができない)
夫が作ってくれたものはなんでも美味しいです。
薄味で育った私には多少しょっぱいときもあるけれど、作ってくれたものはそれだけで美味しいと感じます。

最近の値上げラッシュもあるので、ここ最近のおうちごはんは「安い!早い!うまい」をテーマにしています。
そのテーマを夫に共有したら、ちゃんとそのテーマにのっとった献立を考えてくれています。

それが今日仕事中にきた”今日の夕飯は豚丼だよ”です。
(我が家は毎週末に1週間分の食材を買い、途中の買い足しはしないようにしています。)

夫ははじめ、スタ丼的なキムチやニンニクたっぷりな丼ものを食べたかったそうですが、娘に合わせて、甘めの豚丼にしたそうな。

これこそ、あれですよね。
家族のために考えて作る=愛情ですね。

夫は、
「スタ丼のようにニンニクたっぷりなどんぶり飯にしたかったけれど、娘のために甘めの味付けにした」
「週末に買った豚バラ肉がまだ余っていたので豚丼にした」
「冷蔵庫にきゅうりがたくさんあったので、娘も好きな浅漬けにした」
「”浅漬けの素”はケチって、使用量の半分に酢と塩コショーをまぜた」
と、話してくれました。

これって、愛ですよ。夫の家族に対する愛。


そしてレシピ通りでなくても自分の食べたい味に近づけられる料理脳。


感謝です。

私が1時間残業しても、夫が夕飯を作ってくれていて、私が帰宅と同時に夕飯を家族で食べられる。
だから娘も寝ないといけない時間に寝ることができる。

・私はやるべき仕事ができる(キャリアアップ、会社からも信頼)
・娘は十分な睡眠時間が確保できる(健やかな成長)
・夫は料理の腕があがる(私の負担が減る)

パパがお料理をすると、家族が得られるメリットはとっても多いと思います。

私は毎回「美味しい!美味しい!」と夫に伝えています。「この味好き!」とかね。
私が子供の頃になかった、家族が作る「この味好き!」な感覚を、40代になって味わえています。
娘も同じ感覚だと嬉しいな。
私が娘にすぐにしてあげられないことを、夫が補ってくれて本当に感謝しています。

夫が作ってくれた夕飯。豚丼、キャベツと油揚げの味噌汁、きゅうりの浅漬け

私の料理脳が動かないのは、夫がご飯を作ってくれるから、もあるのかな。

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